「お金について」【断酒:四日目】
これまでのお金の使い道、いうまでもなくお酒に費やしてきました。
我が家は裕福とはまったくの無縁だというのに、嗜好にお金を費やす始末。
お金の使い道としての最優先が、満たされることのない、限界のない『お酒』。いつまでたっても欲求は解消されず、常に買わないといけない状態です。
とはいえ、生活していれば他にも買わなければいけないものもあります。
情けないことですが、自分で使えるお金は一円たりともお酒以外に使いたくないから、家族で買い物に出掛けたときに、家庭の出費として使うようお願いしたりしていました。
妻の感情としては、「なぜ、あれだけ酒を買う金があるのに、ペンの一本すらケチろうとするのか?」と、疑問を通り越して、腹立たしかっただろうと思います。
今さらだけど、妻の心情を考えると本当に申し訳なく思います。
学校の集金や習い事など、子供たちの将来のために必要なお金のやりくりが大変な状況なのに、「酒に使われる」と、わかっていながら渡さなければいけない。
子供の世話で精いっぱいの状態だから、口論をしている精神力も体力も時間もない。だから、その場は渡すしかない。
だけど、子供の集金や生活費は待ってはくれないから、それはそれでやりくりに頭を悩ませなければならない。
家庭の事など何も考えず、自分のことだけを考えて行動する自分は、いかに情けなく、頼りないことかと思います。
どれだけ反省しても信用を取り戻すには至らないと思うけど、今はただ人として普通の生活ができるようになること。
まずはこれができるようにがんばりたいと思います。